10回目の活動
- 智子 大瀧
- Jul 16, 2021
- 2 min read
照り付ける日差しの下、10回目の『プロジェクト保育』を行いました。朝からりんご組の子ども達はとても生き生きしています。朝の放送で、りんご3組(5歳児)の子ども達に、自分のグループが何をするか言ってほしいと言うと、キンキラグループのMくんは、「室見川に魚釣りを見に行きます。」くるまグループのAくんは、「ペットボトルにマジックとカラーセロファンを入れて影を作ります。」虫グループのEくんんは、「アリを探しに行きます。」と、自分で考えて堂々と放送してくれました。ホントに頼もしい。
くるまグループは、ハサミでセロファンを切るのに苦戦していましたが、いつも使わない素材を前にワクワクするようで、キラキラ瞳を輝かせて好きな色を選んでいました。ペットボトルに入れたセロファンは、きっと暗い部屋できれいな色に輝いたことでしょう。その後、他のグループの活動を見に行ったので、くるまグループの活動はここまでしか見れませんでした。残念・・・。
暑い中、りんごの花保育園の駐車場(歩いて2分ほどのところ)にアリを探しに行った虫グループを追いかけて行くと、子ども達が頭をくっつけてアリ探しに夢中になっていました。「Eくん、これは〇?」「Sちゃん、これは×?」と3・4歳児の子ども達が、ミニブックを持った5歳児に尋ねていました。5歳児は、毒がある、ないと描いてあるアリのミニブックを見ながら、「これは〇、これは×だよ。」と教えていて、ここでも頼もしい姿を見せてくれました。
虫眼鏡を持った子ども達は、汗をかきながら一生懸命アリを追いかけていましたが、あまりに暑いので、アリはなかなかいません。それでも、大きなアリを何匹か捕まえると、自分で作った虫かごに入れていました。
次は、室見川に魚を観察に行ったキンキラグループを追いかけました。室見大橋から、網で川をすくっている担当のY先生と子ども達の姿が見えました。急いで川岸に降りていくと、小さな魚を追いかけているようですが、網ではなかなか掬えません。残念そうな子ども達でしたが、今度は小戸公園で魚釣りをしたい!と意気込んでいました。
室見川は自然の宝庫なので、様々な魚・鳥・虫がいっぱいです。名前はわからなくても、その姿を追いかけて子ども達はとても楽しそうでした。帰りにはザリガニみたいなものも見つけました。
・・・ということで、それぞれのテーマを追求した子ども達は、次に何をしようかワクワクしているようです。それを見守ったり、言葉をかけたりする先生たちも嬉しそうなのがとてもいいなと思います。
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