日本の中心
- 大瀧智子
- Jul 11, 2018
- 2 min read
昨日、今日と西区の園長先生方と視察研修に出かけています。
東京都庁の建物にある『とちょう保育園』を視察させて頂きました。0歳児から2歳児までの企業型保育園で、都庁職員や地域のお子さんを預かっています。定員は48名、一時保育は6名の枠があるそうです。一時保育は、月初に抽選をする位、たくさんの希望があるというお話でした。
以前、NHKでも紹介されたそうですが、この保育園は、7時15分と30分に園内にモーニングカフェを開き、親子で朝食が食べられます。東京は通勤時間が長いので、ラッシュを避けて早朝に家を出て、ゆっくり朝食を食べられると好評だそうです。夜は22時まで延長保育を利用することができます。
保護者支援のために、『手ぶらで登園』というサービスもあります。紙オムツ、園での洋服のレンタル・洗濯サービス、寝具リースを利用すると、少ない荷物で登園できます。もちろん、全て有料です。
都庁の中なので、園庭はありません。毎日、子ども達をベビーカーに乗せて都庁の通路を通って、近くの公園に散歩に行くそうです。残念ながら、プールを出すことはできないと言われていました。
日本の中心にある保育園で、働く保護者の方を支えようとされているその思いに、学ぶことが多かったです。
散歩を終えた子ども達が、汗びっしょりになって園に戻って来ました。暑さと、お腹が空いたのでしょう、何人も大泣きして、先生達を手こずらせていました。どこに行っても、子ども達は同じです。
働く保護者の方を支える手厚さに感心させられながらも、こんなに小さい子ども達の生活や時間を尊重する働き方に、もっと手厚さがあってもいいのでは・・・少々複雑な思いです。
Recent Posts
See All昨日の夕方、園庭で4歳児のAくんと一緒に砂遊びを楽しみました。 Aくんは、何度もハンバーグやバナナ、パンの砂遊びの道具を使って型抜きをして見せてくれました。型をひっくり返して、砂がきれいな形になると、人なつこい笑顔で笑いかけてくれます。「上手にできたね。」「おいしそうだね。...
コロナウイルスの魔の手がすぐそこまで忍び寄って来ました。いろいろな方から、コロナウイルスに罹った人の話や濃厚接触者になった人の話を聞きます。もう逃れることはできないのかもしれません。冷静に、冷静に・・・。 そんな中、3週間と3日遅れのプール開きを行いました。清めの酒と塩で、...