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実家のような
- 大瀧智子
- Aug 17, 2018
- 2 min read
お盆期間中で、今週は子ども達が半数くらいしか登園していません。やっぱり、いつもの保育がいいですね。
仕事を終えて帰る道、風が涼しいのに驚きました。日中は突き刺すような暑さですが、確実に季節は移っています。あまりにも暑いので、夏が嫌いになりそうだったのですが、秋の訪れが早いのはやっぱり寂しい気がします。
私は、二人の子どもを母に預けて仕事を続けてきました。母は子ども達の世話だけでなく、私の食事も作ってくれ、お風呂も実家で入って、後は寝るだけの状態で毎日家に帰っていました。私が帰る時間を見計らって、温かいごはんを出してくれ、食べ終わると、「お風呂に入りなさい。」と、片づけも母がしてくれました。いくつになっても、実家では甘ったれの娘でした。なので、仕事と育児を両立してきたなんて偉そうなことはとても言えません。母がいなければ、仕事は続けられなかったでしょう。
今流行りのワンオペ育児であったなら、イライラして子どもたちに当たっていたかもしれません。本当に、本当に母に感謝です。父も何も言わず、いつも温かく見守ってくれました。実家があったからこそ、今の自分があるのだと思います。
私は、『実家のような保育園』を作りたいと思っていました。朝、安心して元気に仕事に迎えるような園、仕事から帰った時に、ほっとするような園を作りたいと思っていました。私が実家に支えられて仕事や育児をがんばれたように、保護者の方を支えたいと思っていました。
人が抱えている大変さや辛さを理解するのは難しいと思います。それでも、安心できる、ほっとする、そんな実家のような保育園になりたいと思っています。