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要保護児童対策地域協議会

午後から西市民センターで行われた要保護児童対策地域協議会の研修会に出席しました。この協議会は、虐待など保護や支援が必要な子ども達を地域のネットワークで見守ろうという趣旨の下に設置されています。

 要保護児童対策地域協議会は、平成16年の児童福祉法改正の中で、各自治体に設置することが努力義務化され、現在ではほとんどの市町村に設置されているのではないかと思います。

 以前勤めていた園の地域でも、要保護児童対策地域協議会が定期的に行われていました。個人のプライバシーに関わる重要な情報が多いので、だんだん各種関係機関が揃うような会議ではなく、対象児童に実際に関わる人達だけでケース会議が開かれることが多くなりました。その後、スクールソーシャルワーカーの方が配置され、その方が中心となって対策を話し合ったり、実際に行動を起こしたりすることが多くなったように思います。

 先日の人権研修でも、今年度から福岡市にも、(やっと)スクールソーシャルワーカーの方が、各中学校区に配置されたというお話を伺いましたが、それだけの人数の方だけで、把握し対応できるのでしょうか。福岡市のスクールソーシャルワーカーの方は、全て臨時雇用で勤務できる時間も限られているそうです。保護や支援が必要な子ども達が、今この瞬間も助けを求めているのです。本気の対策が必要ではないでしょうか。

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