子育ての伝承
- 大瀧智子
- Jan 13, 2019
- 2 min read
昨日土曜日のお迎え時間のことです。きょうだい仲良く遊んでいる姿を見て、お迎えに来られたお母さんに、「きょうだい仲が良くていいですね。」と声を掛けました。
お母さんは、「仲もいいけど、けんかも良くするんですよ。お姉ちゃんの方が我慢しているんじゃないかと思って、時々可哀そうになるんですよ。私も長女で、小さい頃母親に、『お姉さんなんだから・・・』って言われるのが嫌だったから、自分は言わないようにしてるんですよ。」と話して下さいました。
すてきなお母さんですね。
私も長女ですが、妹と歳が近かったためか、「お姉さんなんだから」と言われたことはあまりありませんでした。その代わり、「隣りの家の人に笑われるよ」「ご近所の人に聞かれたら恥ずかしいでしょ」と言われるのが、とても嫌でした。「私は私でしょ!」と何度口答えをしたことでしょう。
昔は、地域の中で密接に暮らしていたので、困った時は助け合ったり、季節や行事ごとに食事をするなど、楽しいこともたくさんあったのですが、その分ご近所さんの目が気になったものです。母は生まれた家で育ち、子育てもしたのですから、ずいぶん窮屈な思いをしたのでしょう。今はそんな気持ちも理解できます。
私は、自分の子どもには、絶対に人の目を気にするような言葉を口にしないと決めていました。子育ては、自分がどんな育てられ方をしたのかが深く影響するものですね。勝手ですが、私の子ども達の子育てが良いところだけを伝承してくれるよう願います。
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