保育園がつぶれる?
- 大瀧智子
- Mar 6, 2019
- 2 min read
西区の園長会がありました。平成31年度の入所申し込みがほぼ決まり、もうすぐ新年度が始まりますが、他の園の園長先生も、0歳児が2名しか入所しない、こんなことは初めてだと言われていました。
認可保育園で0歳児が集まらないのですから、小規模保育所や企業型保育所はさらに深刻な状況ではないかと思います。
子ども・子育て支援法の下では、保育所の認可要件を満たしていれば、市町村の権限で調整できなくなくなったので、この状況はまだまだ続きそうだということです。
それにしても、ニーズがつかめない、データが集まらない、集まったとしてもデータに不安がある・・・これではそう遠くない先で、いくつもの保育園がつぶれてしまうでしょう。
先日、福岡市は保育士を確保するために、全国で一番高い奨学金の補助を出すと発表したばかりですが、そのうち保育士が余ってしまうかもしれません。
こんな暗いことばかり考えていたら、昨日の夜と今日、私の心境を推し量ったように、高校時代の友達二人から電話やメールがありました。苦しい時はなおさら人の言葉の温かさが心に沁みます。
銀行から融資をしてもらえるかどうかわからなかった時、入札が成立しなかった時、4月の開園に園舎の建設が間に合わないと言われた時・・・開園前の不安や大変だったことを思い出すと、今とは比較になりません。
自分が理想とする保育を実現し、子ども達や保護者の方、先生達の明るい笑顔が溢れる園にすることが私の使命でした。
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