手作りおもちゃ
先日の授業で学生が作ってくれた手作りおもちゃを真似して、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達が、ポテトチップスやアイスクリームの空き箱を利用したおもちゃを作ってくれました。
りんご3組(5歳児)のKちゃん2人が、完成したおもちゃをはな組(1・2歳児)の子ども達に、プレゼント。大好きなお姉ちゃんたちにプレゼントしてもらい、はな組(1・2歳児)の子ども達は大喜びで、マラカスや洗濯バサミのおもちゃで遊びだしました。
手作りおもちゃの良さは、今目の前にいる子ども達の興味・関心に合わせて作れることと、作った人の愛情が感じられることです。
りんごの花保育園の保育室には、先生達が作ってくれた手作りおもちゃがたくさんあります。小さな手で掴みやすいサイズのお手玉、ペットボトルを利用したままごとの食材、フェルトで作ったスナップつなぎなど・・・。
開園して1年以上経って、少しくたびれてきていますが、飽きることなく子ども達が遊んでいるのを見ると、市販のおもちゃにはない魅力があるのでしょう。
私がタオル1枚で作った手作り人形も、思った以上に人気で、抱っこしてくれたり、お昼寝の時に一緒に寝てくれます。
先週、3歳児のMくんが新聞紙を丸めてビニールひもをくっつけた『凧』を「これ、あげる」と私にプレゼントしてくれました。
3歳以上児になると、自分で作ったもので遊んだり、作ること自体を楽しめるようになります。先生達が作ってくれた手作りおもちゃも子ども達の創作意欲を引き出してくれるのでしょう。
自分の手で何かが生み出せるのは、嬉しいことですよね。そんなワクワクした思いを膨らませて一生懸命作っている子ども達の顔は真剣で、とっても輝いています。日々慌ただしく過ぎますが、開園前を思い出して、また手作りおもちゃを作りたいです。