0歳児入所
- 大瀧智子
- Sep 15, 2019
- 2 min read
最近、りんごの花保育園を見学される方は、1歳未満のお子さんがいらっしゃる方や妊娠中の方が増えています。りんごの花保育園唯一0歳児のFちゃんは、1歳児と生活しているので、成長が早く、言葉が出始めたり、外に行く時は自分で帽子を被ろうとしたりするので、赤ちゃんというより小さい女の子という感じです。
見学に来られた赤ちゃんを見ると、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達は、赤ちゃんのほっぺを触ったり、「抱っこしたい」と言ったり興味津津です。
先週は妊娠中の方がおふたり見学に来られましたが、保育園の内容や、入所の仕組みに戸惑われるようです。
福岡市保育協会のホームページには、各園の空き情報が掲載されていますが、西区は地域によって空き状況にばらつきがあります。りんごの花保育園は0歳児の入所が少なくて、1歳児を多く受け入れているので、現在5歳児しか空いていません。
開園して2年目で、なかなかニーズを把握できないのですが、傾向としては、1年間育児休暇を取った後に復職される方が多いので、1歳児は申込が多くなるようです。0歳児は入所しやすいのですが、2歳までしか在園できない小規模保育園が多いので、3歳児の入所申込も多くなるようです。
「赤ちゃんを保育園に入れるなんて・・・」と言われることもまだまだ多いようですが、希望する保育園に入るためには、0歳児から入所した方が入りやすいようです。
私も、保育園に復職する時に、近所の人から、「自分の子どもは預けて人の子の面倒を見るの?」と心ない言葉を言われたことがあります。今でもその言葉は忘れられませんが、保育園に預けたからこそ、自立性や社会性が育ったと思います。お迎えに行った時、仕事が休みの時は、子どもと一緒に過ごす時間がとても幸せに思えました。
一昔前のように、大家族や地域社会の中で、いろんな人に関わってもらって育つ時代ではありません。保育園の中で、同年齢や異年齢、先生や他の保護者の方と関わりながら育つのは、子どもにとっても必要なことではないでしょうか?
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