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叱り方
- 大瀧智子
- Dec 29, 2019
- 2 min read
年末年始の忙しい時期ですが、保育園や幼稚園がお休みになり、お子さんと一緒にいる時間が長くなる分、叱ることも多くなりますね。
子どもは、日々成長しているので、昨日までの言葉では納得しないこともあります。お母さんとしては、昨日話したのに、またわからないことを言って・・・とイライラすることもあるでしょう。
子どもの認識の世界は広がっていますが、繋がっていないことが多いのだと思います。周りの状況に合わせて自分の考えや行動を変えることが難しいのです。
さらに、自分の『つもり』の世界が広がり、『〇〇するつもり』を邪魔されることに強い抵抗を示します。
そうは言っても、子どもの『つもり』を受け入れられないことや時もありますね。感情的に叱ってしまうこともあるでしょう。母親だって人間なのですから当然です。
「母は叱ってもよいが、怒り狂ってはならない。叱っても、最後は、優しい母として生き残らなければならない」と、イギリスの小児科医で、精神分析家のウィニコットは言っています。子どもの行為を否定しても、子どもの存在を否定してはならない・・・あなたが〇〇したから叱ったけど、いくら叱っても、あなたが大好きだよという気持ちが子どもに伝わっていることが大切なのだと思います。
お互いの感情が収まった時に、もう一度話してみるのもいいかもしれませんね。