こんな成長のために
- 大瀧智子
- Jan 24, 2020
- 2 min read
今日の給食は、魚のネギマヨネーズ焼きでした。やわらかい魚の上に、こんがりと焼いたマヨネーズがかかって、とってもおいしかったです。ネギがいい仕事をしていました。
給食の先生が、昨日から給食で使うはかた万能ねぎを保育室に回して見せてくれました。博多万能ねぎはいつも使っているのですが、全国的に有名だとは知りませんでした。勉強になります。
S先生が、給食室の前で、ネギを持った4歳児のRちゃんに、「つぼみ組さんはネギが回って来ましたか?」と訊かれたそうです。「もう見ましたよ」と言うと、「じゃあ、給食室に返します。」と言って、給食室に返してくれたそうです。
Rちゃんの丁寧な言葉遣いと他のクラスへの気遣いに、S先生はとっても驚いたと、嬉しそうに教えてくれました。もうびっくりです。年少組で入園してしばらくは、あんなに泣いて、不安でいっぱいだったRちゃん。いつもお父さんやお母さんの後ろに隠れて、様子をうかがっていた繊細なRちゃんを思い出し、その成長をまざまざと感じました。
私たちはこんな成長を見るために、子ども達の主体性を尊重した保育をしているのだと心から思います。何かができるようになることを目指すのではなく(結果的にはついてきます)、自分に自信をもって、自分で考えて行動できるような子ども達を育てるために日々関わっているのだと思います。
私達を信じて任せて下さったRちゃんのお父さんとお母さんの力も大きいと思います。あと2カ月余りで頼りになる年長組が卒園してしまいますが、しっかり次の子ども達が育っています。
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