子ども達がいる幸せ
- 大瀧智子
- Jul 14, 2020
- 2 min read
今朝も、豪雨の被害、コロナウイルス感染拡大のニュースを見ながら家を後にしました。毎日、暗いニュースばかりで気持ちが沈みます。どちらも、人間の叡智を結集しても解決できないという現実に打ちのめされてしまいます。
そんな暗い気持ちで保育園に行くと、「園長先生、見て!水が溜まってる!」と園庭の隅にできた水たまりに年長児の女の子たちが長靴で入ってはしゃいでいました。そんな姿を見るだけで元気が出てきます。
保護者の方からも嬉しいお手紙をもらいました。年中児のMくんが、ダンゴムシの観察をして、その生態に気づいたことを教えて下さいました。
子どもは、ある時、急に成長します。でも、子どもを良く見て、その声に耳を澄ませていないと気づくことはできません。おうちの方とその成長を一緒に喜び合えるのも保育園のいいところです。お手紙にも元気をもらい、豪雨も、コロナウイルスも乗り越えられそうな気がして来ました。
夕方、久しぶりに卒園児のKちゃんが保育園に遊びに来てくれました。あっという間に子ども達に囲まれて、身動きが取れない状態になってしまいました。
小さい園だからでしょうか、子ども同士の絆の強さに驚かされます。久しぶりでも、以前と変わらずくっつき合っている子ども達の姿を見ているだけで幸せな気持ちになります。
人間の叡智で解決できない問題は山積していますが、子ども達がいることで心が軽くなったり温かくなったり、優しい気持ちになります。保育園で働けることに感謝です。
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