百聞は一見にしかず
- 大瀧智子
- Sep 17, 2020
- 2 min read
今日は、9月の誕生会でした。蝶ネクタイをつけて司会をするりんご3組(年長児)の姿もだんだん板についてきました。今年度から、年長組の子ども達が司会をするようになったので、『子ども主体』が少し進みました。
誕生児の子ども達は、みんなの前に出てインタビューに答えるので、恥ずかしがったり、よそを向いて照れ隠しをしていますが、きっと胸の中はドキドキして嬉しさでいっぱいだと思います。
先生たちからのプレゼントは、紙皿で作った動物を操り人形にした楽しい劇でした。もうすぐ運動会という設定で、うさぎ、カエル、ブタが跳び箱やかけっこを頑張るというお話です。りんごの花保育園も10月10日が運動会なので、子ども達の心境と重なり、自分のことのように動物を応援したり、一生懸命見ていました。
この人形劇が心に残ったことはすぐにわかりました。誕生会の後、2階の保育室に行くと、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達が、誕生会の担当の先生にあやつり人形を借りて、人形劇をしている真っ最中でした。
りんご3組(年長児)のKちゃんを中心に、観客役の3歳児・4歳児の子ども達もオリジナルの即興劇を楽しんでいました。
頭に浮かんだイメージを友達に伝え、一緒に楽しむのはなかなか難しいのですが、みんなで同じ劇を見た後だったので、イメージを共有しやすかったようです。見るのは大事ですね。
子ども達がすごいのは、真似をするだけではなく、自分のイメージと友達のイメージを取り入れながら、どんどん話を膨らませていくところです。
今日の誕生会と子ども達の人形劇をビデオで撮影して、玄関のところに置いているデジタルフォトフレームで保護者の方に見てもらいました。以前のは小さくて見にくかったので、大画面(?)にしましたが、いかがでしょうか?
百聞は一見にしかず・・・子ども達の表情を見れば、こんなに毎日楽しく生き生きと過ごしていることがわかって安心してもらえたと思います。
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