少子化
- 大瀧智子
- Sep 23, 2020
- 2 min read
秋が駆け足でやって来ました。朝晩の寒暖の差が激しいので、鼻水や咳が出る子が増えてきて、熱を出さないか心配です。これからコロナウイルスとインフルエンザ、似たような症状を持つ疾病への対応にもしっかり目を配らなくてはと思っています。
4(3)連休明けの今日、おうちの方と離れがたい2歳児もいましたが、りんご組(3・4・5歳児)の子ども達はみんな友達に会えたのが嬉しいようで、朝から「〇〇ちゃん、おはよう!」と自分から声を掛け、元気に走り回っていました。
私も4日ぶりの保育園だったのですが、子ども達の顔を見ると元気が出ます。子どもの持っている力は偉大です。子ども達の傍にいられるのが当たり前のようになっていますが、感謝しなくてはと思いました。
敬老の日、日本の年齢別人口分布を聞いて愕然としました。高齢化がますます進み、確実に超高齢化社会に突入しています。日本人が100人いるとすると、0歳~14歳が12人、15歳~64歳が60人、65歳以上が28人ということになります。子どもが少なすぎます。日本の未来は大丈夫でしょうか。
高齢化が進むと、社会から活気がなくなります。若い人に税金の負担が重く乗しかかるでしょう。過疎化が進み、行政サービスが低下するかもしれません。高齢化(少子化)は、社会の在り方を大きく変えてしまう大問題です。
子ども達は未来の形そのものです。社会全体が、もっと子育てや子どもに関心を持たなくてはと思います。菅総理大臣は、不妊治療への助成を早々に打ち出していますが、少子化を止めるためには、更なる施策が必要です。
どうすれば、子どもがいる生活に夢や生きがいを感じてもらえるのでしょうか。どうすれば子どもがいる幸せを伝えられるのでしょう。時間は刻々と迫っているのに、答えが見つかりません。
Recent Posts
See All京都大学大学院教授・発達科学者の明和政子先生は、私たちヒトは、他者・社会と強く結びつきながら進化してきた生物であり、他者・社会の中でしか生存することができないと言われています。 コロナウイルス禍で、人との接触を極力避け、特に身体的なコミュニケーションを止められた今、心が傷つ...
昨日の職員勉強会では、コロナ禍で、先生達がストレスを感じていることについて一人ずつ話してもらいました。 ご高齢のおばあちゃんと同居している先生は、感染のリスクを減らすためにあまり関わらないようにしていたら、おばあちゃんに「あんたに嫌われてしまった」と泣かれたそうです。...
久しぶりの職員勉強会でした。7月の勉強会の時に、次回の勉強会では、主体性を尊重した保育活動を行うために、どんな環境を準備し、その中で子ども達が何を学んだかをドキュメーテーション(写真や文字を使った記録)等を通して伝えてほしいとお願いしていたので、楽しみにしていました。...