雪
今朝目覚めると、一面の銀世界。まさかの展開に、ちょっと混乱してしまいました。「雪が降る」という情報は把握していたものの、こんなに積もっているなんて・・・。慌てて出勤の準備に取り掛かったのですが、いつもと違うことが起こったので、自律神経が乱れました。大人も予想外のことが起こると、いつもの調子が崩れて落ち着かない気分になってしまいますよね。
慣れない雪に道路は大渋滞でした。歩行者はアイスバーンと化した道路をアヒル歩きでヨチヨチ歩いていました。もちろん私も。何年か前、雪の日に何度も転倒して手を骨折したので、雪の日の道路はとても怖いです。気持ちは焦るのですが、転ばないように慎重に歩きました。
そんな中、自転車に乗ってる人がたくさんいて怖いと思いました。あんな細い自転車のタイヤが滑ったら、本人はもとより、周りにいる人たちも巻き添えで怪我をするかもしれません。どんなことがあって自分は大丈夫と思ってしまうのはなぜでしょう?雪の日の事故は誰にも起こりうるので、細心の注意が必要ですね。
出勤すると、おはよう保育の先生たちが、いつも通りに園舎や園庭、玄関を整えてくれていました。いつも通りは安心します。こんなに大変な雪の中、時間通りに出勤してくれた先生たちに感謝です。
インフルエンザが流行しつつあるうえに、この雪で今日の登園児数はいつもよりずいぶん少なかったです。でも、大渋滞の中、登園してくれた子ども達もいて、嬉しく思いました。
園庭では、生まれて初めて雪を触った0・1歳児の子ども達が真っ赤な手で恐る恐る雪をつまんだり、丸めたりしていました。最初は好奇心で触っていても、だんだんその冷たさを実感しますね。生まれて初めての雪は子ども達にどんな感動をもたらしたのでしょう?
2歳児のTちゃんが園庭にある白菜のプランターの雪をスプーンで掬って除けていました。「雪があったら葉っぱが死んでしまうでしょう」と言いながら掬っている姿を見てかわいいなぁと思いました。自分たちが大事に育てている白菜を冷たい雪から守りたかったのでしょうね。
雪に晒されて、白菜は甘みが増して、また今度スープにして食べる時はよりおいしくなっていると思います。雪の日のとびきりかわいいエピソードでした。
Comments