絵本
運動会前後から、体力がついてきた2歳児の中には、お昼寝から早く起きる子が出てきました。早く起きた子たちは、保育室で静かに遊ぶことは難しい(当然ですね)ので、廊下や事務室前にある絵本コーナーで遊んでいます。お昼寝から早く起きた子が遊べる保育室があればいいのですが、夢のまた夢で、小さなスペースで楽しく過ごしてくれています。
2歳児後半ともなれば、友達と一緒に絵本を読む姿も様になっています。「この絵本はね~おうちでよんだけど怖かった」「おばけ?」「うん、こわ~い!」と絵本談義にも花が咲きます。4月には見られなかった姿です。お互いの思いを伝えたり、知っていることを話したり、その話を聞いてどう思ったかを言葉で伝えられるようになるというのはすごい力になりますね。子どもたち同士の仲がより深まっていることを感じます。
保育園の子ども達は、必ず絵本を両手で肩の横に持ち、他の子ども達に読んで聞かせるポーズを取ります。おうちであれば、膝の上や床に置いて広げて読むのでしょうが、物心(?)がついたときには、先生たちがみんなに絵本を読んでいる姿がしっかり目に焼きついているので、同じように絵本を持って他の子に読んでくれます。目の前に座っている子の顔を見ながら小さな手で一生懸命絵本を支えているる姿はとてもかわいいです。
りんごの花保育園にはたくさんの絵本があります。購入したものよりも寄付してもらった絵本の方が多いかもしれません。でも、たくさんあっても、子ども達が手に取る絵本は割と決まっています。先生が読んでくれた絵本、友達と一緒に笑い合って読んだ絵本がやっぱり人気です。
どのクラスにも、いつでも子ども達が絵本を手に取って読めるような場所にたくさんの絵本が置いてあります。破れたら『絵本の病院』のボックスに入れると直してもらえます。みんなが絵本が大好きになってくれるといいなと思います。
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