SNS
2,3日前、オーストラリア政府が、16歳未満の子どものSNS利用を禁止する法案を提出する予定であるという報道が流れました。SNSが子ども達に与える「害」がいかに大きいかを改めて感じる報道でした。とはいうものの私も毎日インスタグラムやブログを更新しているのですが・・・。
日本の子ども達のSNS事情はよくわかりませんが、保育園の子ども達がYouTube動画を見ているのはとても気になります。子ども達が興味の向くまま、好きな時間に好きなものを好きなだけ見ているとしたら、善悪の判断がつかない子ども達が受ける影響はとても大きいと思います。
子ども達が携帯を手にする年齢は徐々に下がっています。少し前までは中学生になったら・・・、小学校高学年になったら・・・という話をよく聞いたのですが、最近は小学校入学と同時に携帯を手にするお子さんも多いようです。
保育園の子ども達の話の中に、よくYouTubeの話題が出てきます。怖いワードを口にする子ども達に、どこでそんな言葉を聞いたの?と訊くと、決まってYouTubeと言います。怖い話をする子ども達は、最初は怖いと思っていてもだんだん馴れてしまうようです。「馴れ」てしまうと、もっと刺激があるものを求めてしまうのがさらに怖いところです。
最近話題になることが多い「闇バイト」もSNSで簡単に罠にかかってしまいます。普通の人が知らない間に犯罪に手を染めてしまうのは本当に怖いです。個人の判断ではどうにもならないこの状況を国が変えてくれるのなら、オーストラリアのように法律で規制するのもいいのではないかと思います。
残念ながら、日本は経済界に遠慮をするので、法律で禁止したりはしてくれないでしょう。自分の子どもは自分で守らなくてはいけないということですね。「慣れ」と「より刺激を求める」人間の本能を変えることはできません。お子さんのSNS利用には、保護者の方の強力な管理が必要だと思います。
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