保育園
- 智子 大瀧
- Jul 28, 2021
- 2 min read
Updated: Jul 29, 2021
地域交流事業で、久々に0歳児の男の子を連れたお母さんが、りんごの花保育園に遊びに来てくれました。今日は、はな組(1・2歳児)の保育室で一緒に過ごしてもらいました。
はな組の子ども達は、お母さんが来てくれたのが嬉しかったようで、絵本を読んでもらったり、お膝に座ったりしていました。優しいお母さんだということが分かったのでしょうね。お子さんは、お母さんの側から離れないものの、全く泣かずに、車やボールでご機嫌で遊んでくれました。
9月がお誕生日なので、職場復帰で入園を希望されているそうですが、現在0歳児はいっぱいで、受け入れることができないので残念です。来年4月、1歳児になって入所してもらえると嬉しいです。
入所して3日目の1歳児のSちゃんが、時々お母さんを思い出して泣いている姿を見られて、「1歳児は泣きますか?」と尋ねられました。「1歳児は、1年以上お母さんと一緒に過ごしていて愛着関係もしっかりできているので、一番泣く年齢ですね。」とお答えしました。1歳児は、時間の見通しができず、言葉の理解も十分ではないので、とにかく不安で不安で泣いてしまう年齢です。
先日入園した6か月のIくんは、全く泣かずに新しい生活になじんでくれています。月齢によるので、0歳児がみんな泣かないわけではないのですが、小さいほど泣かずに慣れてくれます。
今日はいつも通り、お部屋で遊ぶ子ども達の姿、園庭で水遊びをする姿を見てもらいました。あちらこちらで、小さなトラブルが起こり、泣き声が絶えませんが、そんな姿も見て頂くことができてよかったと思います。
子ども達は、泣いたり、笑ったり、押したり、けんかをしたりしながら、自分を表現し、人の気持ちに気づいていきます。その道のりは決して楽ではありませんが、一日一日の経験が子ども達の心と身体を育てています。保育園はそんな場だと、子ども達の一生懸命に遊んだり、主張したりする姿を見て改めて思いました。
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