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参観日

 今日は近くの小学校の学習参観に行きました。久しぶりの参観です。以前勤めていた保育園は、小さな町にあり、小学校が3校しかなかったので、全校の授業参観に行き、連携も取れ、小学校は近い存在でした。福岡市は大きな都市なので、ほとんど連携が取れない上に、コロナ禍で本当に遠い存在になってしまいました。そんな小学校から参観のお知らせが届いたので、元年長組担任のM先生と一緒に喜んで行きました。


 保護者の方など、たくさんの方が参観に来られていました。1年生のクラスに行くと、4人の卒園児の子どもたちがちゃんと椅子に座ってお話を聞いていて、その姿を見ただけでホッとしました。授業の内容は、アサガオの種植えで、目標は「気持ちを込めてアサガオを植える」と書いてありました。


 先生の指示が明確で、話し方も優しくてよかったです。先生の当たりはずれの話はよく聞きますが、1年生の担任の先生は大事ですね。M先生も「保育園の間は、あんなに自由に伸び伸びと過ごしていたので小学校では大丈夫かなと思っていたけど、小学校に行ったらちゃんと座れるんですね。良かった」と話していました。


 幼児期にどう過ごすかは、その後に大きな影響を与えると信じているので、伸び伸びと自分で決める経験をたくさんしてほしいと思っています。いつも書いていますが、幼児期で一番大切にしているのは、自分は大丈夫(自己肯定感・有能観)と思えることと、人への信頼感を育てることです。これは20年以上前に主任保育士専門講座を受講し、修了論文を書いたときに辿り着いた結論であり、児童発達支援事業に対する思いも同じです。


 みんな一斉に行動することを求めていないので、小学校に適応できるか心配されることもありますが、就学の自覚と年齢に合わせた発達が、その時期にふさわしい行動を後押ししてくれるので大丈夫です。


 夕方、卒園児がたくさん遊びに来てくれました。授業参観に行ったお陰です。2年生のYちゃん、5年生のRちゃんまで!同窓会のようになった園庭に、卒園児のKくんが来てくれて、同窓会はさらに盛り

上がりました。みんなそれぞれの場所でがんばっていることがわかり、私もまた頑張ろうと思います。



 
 
 

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