少子化
- 智子 大瀧
- Jun 21, 2024
- 2 min read
入園希望の保育園が定員いっぱいで入園できない時は、育児休暇が延長されるのですが、その制度を利用される方が増えています。制度本来の目的ではなく、育児休暇を延長したいために、定員いっぱいの保育園に申し込んでいる方がいらっしゃってそれが問題になっています。
もっと子どもと一緒にいたい、成長を見たいと思われる保護者の方の気持ちはよくわかります。でも、保育園側としては、ごきょうだいのお子さんが入園されると思って保育士を雇用していることもあるので、ちょっと困るなと思うこともあります。
国としては、どの業態も人手不足なので、なるべく早く職場に復帰してもらいたいと思っているようで、本来の制度の目的を果たせるよう、制度を厳格化するそうです。希望すれば、誰もが2歳まで育児休暇を取れるようになるといいですね。保育園に赤ちゃんがいなくなるのは、とっても寂しいですが、子どもは3歳までに親孝行をすると言われるくらい、一番かわいい時を一緒に過ごしたいですよね。
昨年の合計特殊出生率は、1.20と過去最悪となり、こんなに子育て支援策を打ち出しても、出生率の回復には繋がっていません。今の人口を維持するためには、2.08必要と言われているので、1.20は危機的な状況です。
経済も回さなくてはいけませんが、20年後、30年後を考えると、出生率の回復は待ったなしの状況です。どうすればもっと子どもを持ちたいと思う人が増えるのでしょう。子どもがそばにいるだけで幸せな気持ちになるのになぜ?と思います。
2歳まで育児休暇を取れるようになったら、もっと出生率は上がるのでしょうか?いろんな問題が絡み合って少子化が進んでいるので、できそうなことから積極的に取り組んでほしいと思います。子どもはかわいい、子どもの成長が楽しみ、子どもが生きがいと誰もが思えるような社会を創っていきたいですね。
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