約束事
- 智子 大瀧
- Jul 30, 2022
- 2 min read
昨日、ちょっとした(?)トラブルがありました。
帰りの会での出来事です。滅多に泣かない5歳児のYくんが、担任の先生に抱っこされて泣きながら階段から降りて来ました。そばにはお母さんもいらっしゃいます。
「Yくんが泣いているところ、久しぶりに見たけど、どうしたの?」と尋ねると、「実は・・・」
お帰りの会で、いつものようにYくんは先生の真前に座っていたそうです。でも、片付けが終わっていなかったので、担任の先生が、「まだ、ままごとコーナーのお片付けが終わってないね。」と声を掛けると、Yくんが手伝いに行ってくれたようです。
その間に、他の子が先生の真前に座ってしまい、戻って来てそれを見たYくんは大声で泣き出したそうです。
Yくんがお片付けの手伝いに行ったことを知らなかった先生に、「いない間に座られるのは仕方ないんじゃない?」と言われたYくんは大泣きし、そこにお母さんが迎えに来られたので、さらにYくんの涙は止まらなくなったようです。
担任の先生が何度も謝っていたのですが、納得できないままYくんは帰ってしまいました。
後で担任の先生に、「見ていないこともあるので、時々こんなことが起こるんですが、どうすれば良かったんでしょう?」と尋ねられました。
子ども達には、約束の理解に差があるので、こんなトラブルは頻繁に起こります。大人が見ていない時は、トラブルを正しく(?)解決できないことも起きてしまいます。
こんなトラブルを経験して、だんだん約束がわかっていくのでしょう。わかっているように見えても、わかり方にも差があります。その差を埋めるために、子ども達みんなで今回のことを話し合ってはどうですか?と先生に提案しました。
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