top of page

繋がり

 昨日は、特別園長研究会に出席しました。30人くらいの園長先生方が出席されていたのですが、保育に対する熱い思いを持っている方が集結されていると感じました。ある園の園長先生が講師をされ、自園の保育を高めるための実践報告がありました。


 テーマは『不適切保育』でしたが、参加されている先生方の園ではそんな不適切保育はないと思えました。なぜ不適切保育が起こるのか、要因についてグループ討議をしましたが、園で働いている保育士の先生にその責任を起因することなく、職場の体制や研修を通して考えることの大切さを改めて感じました。


 交流会では、今まであまりお話したことがない同じ区の先生方とたくさんお話しできました。保育所保育指針に沿った保育を実践するために改革を進めている園長先生方のお話を聴いて、とてもホッとしました。私も長年続いていた保育者主導の保育を子どもの主体性を尊重する保育に変えた時、とても苦労しました。変えるのは大変ですが、変えた後の子どもの姿を見れば、何が大事なのかは明らかです。同じような志を持っている先生方がこんなに近くにいらっしゃることを知って、とても嬉しく、心強く思いました。


 会話の途中で、ある園の名前が出た時に、知り合いのH先生のことを思い出し、近況をお尋ねしたところ、2年ほど前にお亡くなりになっていたことを知りました。とても熱心で子ども達を大切にされている穏やかで温かい先生でした。年齢もあまり変わらなかったと思います。保育についていろいろ教えて頂いたり、当時その地域の役員をしていた時に、さりげなくサポートをしてもらったことを思い出しました。


 昨日はかなりショックを受けました。今でも穏やかで温かい表情や言葉を鮮明に思い出すことができます。保育を通してその先生と語り合ったことを忘れずに、これからも一日一日を大切に頑張っていこうと思います。H先生のご冥福を心からお祈りいたします。

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page