誕生日
今朝、嬉しいことがありました。毎日、卒園児のSちゃんが、妹のTちゃんを保育園に送って来てくれるのですが、園内に入ると、一番にはな組(1・2歳児)の保育室に行って赤ちゃんを抱っこしてくれます。
今朝も赤ちゃんのYくんを抱っこしてくれていたので、「いつもありがとう。Yくんも嬉しそう」と言うと、「私ね〜、夢がいっぱいあるんだ」とSちゃん。小学生から、『夢』という単語が出るとワクワクしますね。「なに?夢って。教えてほしい」「大きくなったら、保育園の先生と絵本作家になりたいんだ。絵を描くのが好きだから」
たしかに。保育園の時から絵を描くのがずば抜けて上手で、色彩感覚も豊かでした。「いいね。夢があるのは素敵なことだよ」と私。「どうしようかな〜。どっちにしようかな。保育園の先生になって、絵を描くのもいいよね」とキラキラした眼で話すSちやんを見て、少し先の未来が楽しみになりました。
嬉しい話をもう一つ。朝の放送をするために事務室に入って来た子ども達が「園長先生、お誕生日おめでとう!」と言ってくれました。そうです。今日はお誕生日でした。主任のA先生が子ども達に教えてくれたようです。
その次の言葉は、想像通り「いくつになったの?」「ごめんね。それは教えられない」「なんで?」「だってみんなに言われたらイヤだから」「なんで?」「言わないから教えて」と食い下がる子ども達に、「早く放送しなくちゃ、みんなまってるよ」と早々に話を切り上げました。
年齢なんて、ただの数字と思っているはずなのに、なんで子ども達に言えなかったのかな〜と少々自分の態度にがっかりです。一つ大きくなったので、気持ちを新たに頑張ります。
Comments