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やりがい

 午後から人権研修に研修委員として参加しました。児童発達支援事業所の開所準備でアタフタしているところなので、受付のお手伝いだけ済ませて帰ろうと思っていたのですが、今年1月から保育園内で児童発達支援事業を始められた園の実践発表だったので、是非とも聞きたいと思い、最後まで研修を受けました。


 保育園内に児童発達支援事業所があるのはいいですね。在園児のお子さんにとっては、いつもと変わらない環境の中で、療育プログラムを受けることができ、受けた療育について保育園の先生と児童発達支援事業所の先生が情報共有できるのがとてもいいと思いました。


 小学校に長年勤めていらっしゃった研修講師の先生が、小学校の通級クラスと通常クラスのようなシステムを保育園で実現できるこのような事業を広めてほしいとおっしゃっていました。


 りんごの花保育園がもっと広ければ・・・とつくづく思います。保育園の敷地が広かったり、空いている保育室があればいいのですが、そうではないので、駅前に児童発達支援事業所を開所することにしました。


 できないことをクヨクヨ考えても仕方ないので、少し離れている良さを生かしたいと思います。駅前なので、地下鉄に乗って遠くの方にも利用してもらえます。単独の施設なので、子どもたちにとって居心地がいい環境が作れます。少し移動距離があるのは、気分転換になります。何よりも療育内容が大事なので、それぞれのお子さんたちの発達の課題を乗り越え、今通っているそれぞれの保育園や幼稚園で過ごしやすくなるように支援したいと思います。


 そんなことを考えながら保育園に戻ると、卒園児のKくんとYくんが遊びに来てくれていました。久しぶりに会う子どもたちは身長が伸び、体つきがしっかりしてきて、「小学生」そのものです。お母さんたちが、「保育園があってよかったです。何かあると保育園のことを思い出しているんですよ。」とおっしゃってくださいました。保育園が子ども達の心の支えになっているのかなと思うと、本当に嬉しいです。


 Yくんのお母さんが「ここに預けたら、全力で仕事ができそうな気がします」と言われました。全力でお母さんのお仕事を支えます。次のお子さんをお預かりできる日を楽しみにお待ちしています。


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