嬉しい話
- 智子 大瀧
- Jul 20, 2022
- 2 min read
今日は嬉しい話が2つ。ご近所の方に夏の挨拶に行きました。りんごの花保育園の周りは、企業や店舗が並んでいて、民家は隣の1軒だけです。毎日子ども達の声が響いて迷惑をかけていないかなと心配していたのですが、「この辺は、おうちがないから、人通りがあまりないでしょう。小さい子ども達が家の前を通ると嬉しくなるんですよ。お休みの日は寂しいくらい。」と仰って頂きました。
子どもの声がうるさいとご近所から苦情が入るという保育園・幼稚園の話もよく聞くので、お隣の方の言葉は嬉しく、ありがたかったです。私達には当たり前の子ども達の泣き声も、気になる人には気になるものだと思います。
「泣き声も聞こえますよね?」と言うと、「『今日は泣いてるね~。』と二人(ご夫婦)で話してるんですよ。」と楽しそうに話してくださいました。ホッとしました。周りの企業の方も温かく見守ってくださっていることが伝わってきて、とても嬉しい挨拶回りになりました。
もう一つは、りんご2組(4歳児)のAちゃんがおやつのワカメご飯を食べたことです。苦手な食材が多くて、今まで一度も混ぜご飯を食べたことがなかったAちゃんがワカメご飯を食べるなんて!赤ちゃんの頃からずっと見てきたY先生は、先生達みんなにそのことを報告し、喜び合いました。
私も、「Aちゃん、すごい!ワカメご飯食べたんだね。」とギュッと抱きしめると、クールなAちゃんは、照れくさそうに、「うん。」と頷いていました。これが自信になって、食べられるものが増えるといいなと思います。
子ども達といると、こんな喜びを感じることができます。そしてそれを先生たちみんなで共感できることがとても嬉しいです。これまでAちゃんの偏食で悩んできたのですが、そのことを知らない人には、ワカメごはんを食べれたことがこんなに嬉しいなんて、想像できないでしょう。でも、本当に嬉しい嬉しい成長でした。
りんごの花保育園は、定員60名なので、先生たちみんなが子どもたちのことをわかっています。開園からずっと働いてくれている先生がたくさんいるのも強みです。なにより、どの先生も、子ども達の成長を心から喜んでくれるのが一番いいところだと思っています。
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