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愛着障害

 愛着障害という言葉を耳にすることが多くなりました。愛着は「特定の人と結ぶ情緒的なつながり」と言われ、人が人とし生きていく上でとても大事なものです。愛着障害は、その大事で基本的なものが阻害されているということなので、様々な困難を抱えてしまうことになります。


 些細なことで暴言を吐いたり、自傷、他害の行為があれば、発達障害を疑われることがありますが、愛着障害であることもあり、専門家でもその判断は難しいそうです。適切に判断して、支援をしないと、行動がエスカレートしてしまいます。


 本当に人間は複雑ですね。愛着障害は、親子どちらかに原因があるわけではなく、相性の問題で、きょうだい同じように育てても愛着障害になる子もいれば、そうでない子もいるそうです。専門家は、愛着障害は、いくつになっても克服することができると言っています。家庭内でお子さんの暴言、暴力、反抗に困った時は、専門家の力を借りてみてはどうでしょうか?


 保育園の子ども達も、すぐに大きくなります。小さい頃から家庭内で好ましくない親子関係が固定してしまうと、時間が経つほどに修復が困難になります。理想の親子関係は、絵に描いた餅なのかもしれませんが、幼児期の親子関係が難しければ、これから先さらに問題は大きくなっていきます。お子さんとの関係がキツイ、辛いと感じたら、これまでのかかわりを振り返ったり、専門家に相談するなど、できることはたくさんあります。一人で抱え込まないでくださいね。

 

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