あしながおじさん
先週金曜日、たくさんの絵本が送られてきました。送り主は新潟の本屋さん。福岡で生まれ育ち、1歩も出たことがないので、新潟に知っている人はいません。りんごの花保育園にも『あしながおじさん
』が現れてくれたのかな?とドキドキしながら、記載された絵本屋さんに電話をかけると、送ってくれたのは高校・短大からの一番の友達Hさんということがわかりました。
以前ブログで書いたのですが、Hさんは、バンドを組みドラムを担当しています。見た目からは想像できない好奇心と行動力を持っていて、昨年大雪の中、新潟までハンドパンを買いに行ったそうです。その時お世話になった本屋さんへお礼の気持ちも込めて、りんごの花保育園に絵本を送ってくれたそうです。いつもいつもありがとう。
絵本屋さんからのメッセージには、「りんごの花保育園のホームページを見て、・自分のことを好きになる・他者への興味と理解を育むという園の理念を大事にして絵本を選びました」と書いてありました。Hさんは、園にある絵本と重なったら?と思ったそうですが、「子ども達は好きな絵本は何度も読み返すので、同じ絵本があってもいいと思いますよ」という絵本屋さんのアドバイスを受けて、絵本屋さんに選んでもらったそうです。
子ども達は、好きな絵本は、何度も何度も読んでほしいと持ってきます。そんな絵本は他の子も好きなので、だんだんページが折り曲がったり、破れたりします。同じ絵本が何冊あっても、何冊もある方が助かります。私が知っている2歳児の男の子は、365日毎晩寝る前に『かいじゅうたちのいるところ』を読んだとお母さんからお聞きしました。毎晩読んでもらっていたので、お話も覚えていたのでしょうが、お母さんが語ってくれるお話が好きだったのでしょう。
今回送っていただいた絵本の中には、初めて見る絵本がたくさんありました。絵本の世界は広く、深いですね。絵本は、絵で語り、添えられている言葉は、簡潔で美しく、深みがあるので、大人も絵本の世界を知ると、夢中になってしまいます。先日りんごの花保育園のお子さんのおばあちゃんから「どうぶつたちもこわかった」という熊本地震の時の動物園のことが描かれている絵本もいただいていて、運動会が終わったら、じっくりよみきかせたいと思っていたところです。たくさんの方に支えられていることを感じながら、私も子ども達と一緒に絵本の世界を楽しみたいと思います。
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