すぐやる脳
今年最後の登園日。例年にない寒い年末を迎えていますが、子ども達は元気いっぱい!寒風の中の園庭でいつも通り遊んでいました。登園している子どもたちの人数も少なかったので、じっくり遊ぶことができたようです。
元気いっぱいと言いながら、インフルエンザに感染したと保護者の方からの連絡を受けました。りんご組(3・4・5歳児)で3人。もうすぐお正月のタイミングでの感染は嫌ですね。避けることが難しい感染症ですが、規則正しい生活と栄養バランスが良い食事を摂って、楽しい年末・年始を過ごしてほしいと思います。
最後の出勤日ですが、仕事が山積みでどこから手をつけようかという感じでした。仕事が立て込んでいる時は、iPhoneのメモにしなくてはいけない仕事を入力して、片っ端から(簡単に終わりそうなことから)取り組んで、終わったらメモを消すことにしています。
先日M先生が、『すぐやる脳』の著者で脳神経外科医の菅原道仁さんが話されているラジオを紹介してくれました。脳は大量のエネルギーを消費するので、できるだけ怠けるようにできているそうです。なかなかやる気にならず、ダラダラしていると自己嫌悪に陥ってしまいますが、それは自然なことのようです。よかった。
そのダラダラしてしまう脳を『すぐやる脳』に変えるには、まず行動することが大事だそうです。行動を始めて10分くらいすると、その気になって来るという話を聞いて納得です。初めは嫌だなと思って始めた部屋の片づけも時間が経つうちに、ここも、あそこもということになりますね。これはドイツの精神医学者クレペリンが発見した「作業興奮」という脳の現象によるものだそうです。
そういえば・・・やりたくないな~と思いながらも、ちょっとだけやってみようと取り掛かると、その気になって思っていた以上に仕事が進むことがよくあります。脳の仕組みを理解して、うまくコントロールすると、作業効率が上がりそうです。
今日はこの話を思い出して、ずっと後回しにしていた書類の片づけをしました。だんだん乗って来て、まだやりたいと思ったのですが、タイムアウト!残りは新年に持ち越します。明日からは「作業興奮」を活用して、家の大掃除をしようと思います。うまくいくといいのですが・・・。
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