わくわく出前授業
「生き物を飼う」グループのM先生が、福岡市の事業『環境わくわく出前授業』を申し込んでくれ、短期大学の講師の先生がたくさんの生き物や標本などを持って来てくれました。玄関にずらりと並んだ飼育ケースを見ただけでわくわくしました。もちろん、子ども達は大興奮です。
講師の先生が一番好きな虫はカメムシだそうです。あの臭いカメムシが好きだなんて!生き物のことを語る先生の表情から、虫が大好きな気持ちが伝わって来ました。外来種のアメリカザリガニは、昔から日本にいる生き物を食べたり、住むところを奪ったりするので、飼ったら逃がさないでほしいと話されました。生物の環境を守るために大事なこともしっかり伝えてくださったので、子ども達は真剣に聞いていました。
それにしても子ども達は本当によく虫のことを知っています。水槽や標本の虫を見て、名前を当てることができるのは流石です。いつも図鑑を見ているからでしょうね。今日は本物の虫に出会えて、触れて、とても嬉しかったと思います。講師の先生が、りんごの花保育園の子ども達が他の園の子ども達よりもよく虫の名前を知っていることに感心されていたそうです。
大好きな虫や生き物に出会って、触れて、新しいことをたくさん経験した子ども達は心と頭をたくさん使って十分満足したようです。いつもは眠るのに時間がかかる3歳児も、あまり手をかけなくても自分から眠ってくれたそうです。心が満たされたのでしょうね。
久しぶりに、出前授業をビデオに撮り、玄関のモニターに映すと、子ども達の真剣なまなざしや弾ける笑顔を見られた保護者の方も嬉しそうでした。新しい経験ができて、環境を守る大切さを知ることもできた出前授業はとてもいい取り組みだと思いました。
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