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ヒヤリハット

 今日の夕方、とてもショックなヒヤリハットがありました。3歳児1人、4歳児1人と5歳児2人の男の子たちが、玄関の自動ドアを手で押して開け、玄関外の門のカギも開けて飛び出そうとしたのです。すんでのところで、Y先生が止めてくれたので、何事もなかったのですが、保育園の前の道は幅が狭いうえに車通りが多いので、そのまま飛び出したら・・・止めることができて本当によかったです。話を聞いて背中が凍りました。


 最近「保育園脱出計画」の話を聞かなくなってよかったと思っていたのですが、Y先生が玄関で他の子の足を洗っていた横を走り抜けて自動ドアのボタンを押したそうです。Y先生が、「もっと早く止めればよかった」と反省していましたが、まさか本当にドアを開けて出ていくとは思わなかったと思います。


 年長組の子がジャンプすれば届くくらいの高さに解除ボタンがついているのですが、それは年長組になったら、自分で開けてはダメという判断ができるので、その高さについているのだと思います。もっと高くした方がいいかとも思ったのですが、問題はそこではないように思います。今回は、止められたことが悔しかったようで、止められた後、Y先生を叩いたり、蹴ったりしたので、M先生が厳しく叱ったそうです。その直後、おうちの方がお迎えに来られたので、おうちでも注意をしてもらうようにお願いしました。


 園で起こったことなのに、おうちでも言い聞かせてもらうのは?と思われるかもしれませんが、子どもたちの命がかかっています。全力でできることをして、危険な行為はやめさせたいと思います。私たちの中には、「まさか、○○をするはずがない」と思っているところがありました。子ども達は経験が少なく、先を見通すことができないのに、そこは大きな反省点です。私たちももっと気をつけます。「保育園脱出計画」が子ども達の想像からなくなるよう、みんなで一緒にいると楽しい、ルールを守ると安心して過ごすことができるという経験が必要だと改めて思っています。

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