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マスクのない日常を

 マスクを個人判断にした初日。りんご組(3・4・5歳児)のT先生は、午前中マスクを外していたそうです。それを見た0歳児のGくんは後ずさり・・・。5歳児のYくんと遊んでいると「T先生、笑っているんだね」と言われたそうです。子どもたちは、大人の顔半分しか見ていないので、笑っているのか、怒っているのか、悲しんでいるのか、表情を読み取ることがとても難しかったことに改めて気づかされました。


 大人はこれまでの経験で、会話の流れや目の動きなどから相手の気持ちを読み取ることができますが、子どもたちは人の顔の半分では表情や気持ちを読み取れずに困っていたのかもしれません。それを言葉で表現できないので、3年間も困ったまま過ごしていたのかもしれないと思うと申し訳ない気持ちになります。今からたくさん笑って、たくさん喜んで、子どもたちと共感したいと思います。


 でも、マスクを外してもいいと言われてもなかなか外せません。これが国民性なのでしょうか?国の最高責任者である岸田総理が「マスクは個人の判断に任せる」と言ったのに、たぶんマスクを外したいと思っている人がたくさんいるのに、マスクを外すことができません。マスクをしていることで子どもたちに様々なリスクがあると思っても、外せません。なんだか悲しい気持ちになって来ます。


 マスクを外すと、人を感染させるリスクがあり、人から感染させられるリスクがあります。マスクを外して感染したとしても仕方がないし、自分がコロナウイルスに感染していないと思うなら、マスクを外してもいいと思うのですが、どうでしょうか?


 いつもマスクのことを話すので、娘と息子が「また・・・!?」とこのブログを読んで呆れると思います。でも、やっぱりコロナウイルス感染症が激減しているのに、全国民が顔の半分を隠すマスクをしているのはおかしいと思います。今日から個人の判断にしたものの、マスクを外せなくてモヤモヤしている私と違って、適所でマスクを外している先生たちはいいなと思います。早く日常に戻りたいです。

 
 
 

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