保育所等訪問支援事業
- 智子 大瀧
- Nov 24, 2024
- 2 min read
先週金曜日、児童発達支援事業所の定例会に出席しました。開所して2か月、いろいろ課題が見えてきたので、他の事業所の方や福岡市の担当者の方の意見をいろいろ聞かせていただいて、とても参考になりました。
福岡市では、一昨年から、保育園の中に児童発達支援事業所を開所する等、民間を活用したモデル事業を開始しています。その後少しずつ事業所が増えてきていますが、それでも数が限られています。少数の事業所に限っているのは、『福岡市モデル』として質の高い児童発達支援事業を提供したいという強い思いがあるようです。
『りんごの花』も選定してもらったので、期待に応えられるような児童発達支援を行っていかなくてはと思っています。福岡市の全ての児童発達支援事業所がこの定例会に出席されるので、福岡市の状況がよくわかり、情報共有もできるので、毎回とても重要な会議だと思います。
共生社会を目指すには、これから保育所等訪問支援事業が大きな役割を担うようになります。保育所等訪問支援事業は、保育所や幼稚園、小中学校に行って、発達に課題があるお子さんを直接支援したり、担任の先生と情報共有して、お子さんがいつも通っている集団の中で困らないように支援するのが目的です。
児童発達支援事業所は、発達に課題があるお子さんにとってわかりやすい環境なので、落ち着いて過ごせますが、いつもの園や学校だと難しいことが多々あります。可能な限り環境調整をしたり、声を掛ける言葉の選択やタイミングを伝えることで、そんなお子さんたちも、もっといつもの場所で気持ちよく過ごせるでしょう。
どの事業所でも、今後は保育所等訪問支援に力を入れて、集団の中でスムーズに過ごせるようにしたいと話されていました。『りんごの花』でも、来月から保育所等訪問支援事業を開始します。担任の先生やサポートをしている先生たちと課題を共有して、一人ひとりのお子さんがよりスムーズに集団生活を送れるようにしたいと思っています。
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