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児童発達支援事業所開所まで1か月

 週末は台風対策でクタクタになってしまいました。何も特別なことはしていないのですが、休園にした方がいいのか、いつまで休園するのかいろいろ思い悩みました。やはり、日常がありがたいです。変わらない日々を過ごせるのは幸せなことだと実感しました。


 児童発達支援事業所の開所まで1か月になり、書類の再々提出をしたり、担当の方と打ち合わせをしたり、行き違いがあったり・・・なんだかとても大変な1週間でした。お問い合わせの電話が入って来ても、福岡市から指定された事業なので、勝手に返事をすることができず、判断に迷いました。せっかくお問合せをしていただいたのに、うまく対応できず申し訳ありませんでした。


 児童発達支援事業所は、発達に滞りや凸凹があって、日常生活や集団生活がスムーズにいかないお子さんをお預かりして療育をする場所です。児童発達支援事業所りんごの花では、5人くらいの小グループで、遊びを通して苦手な部分を補ったり、得意なところを伸ばしていきたいと思っています。特に発達で気になるところは、保育士や児童指導員と1対1や、同じような課題があるお子さんと個別療育を行うことも考えています。


 保育園や幼稚園のような大きな集団では、お子さんが困っていたり、うまくいかなくてストレスを感じていることに気づかないことがあります。そんな日々を過ごしたままだと、ある日、お子さん自身が積み残してきた課題に気づき、自信や意欲を失くしてしまうことも起きてしまいます。


 早期発見・早期療育と言われますが、できるだけ早いうちにお子さんが困っていることに気づいて、お子さんに合った方法で支援することが求められます。大きな集団から離れて、自分らしく過ごせる場所があることも不安感が強いお子さんにとっては大切です。


 児童発達支援事業所を利用するためには、療育センターで発達検査を受け、受給者証を発行してもらわなくてはいけません。受給者証の発行には時間がかかるので、10月1日に開所しても、利用されるお子さんはほとんどいないかもしれません。準備に追われながら、先のことを考えると不安でいっぱいですが、一念発起してやっと叶えられそうな児童発達支援事業所です。不安や焦りを乗り越えて、子ども達や保護者の方の力になりたいと思います。


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