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初めての夏休み

 今日から夏休み。卒園児たちは初めての夏休みをどのように過ごすのでしょうか。気になります。4月に入学してから夏休みまで、保育園とは全く違う環境の中で、それぞれに大変なことがたくさんあったでしょう。保護者の方も、コロナ禍で小学校の先生と情報交換ができず、不安を感じられることもあったと思います。


 保護者の方が就労してある子ども達は、放課後児童クラブに行くことになると思いますが、一日どのように過ごすのでしょうか。以前、外遊びができない放課後児童クラブがあるという話を聞いたことがあります。戸外では安全を見守ることが難しいからでしょうか。一日部屋の中で座って過ごすのは、体を動かしたい低学年の子どもたちにとっては可哀そうです。


 以前勤めていた保育園でも、放課後児童クラブについてはいろいろ問題の声が上がっていました。人員(資格も含め)・場所など改善しなくてはいけない課題が多々あると思います。放課後や長期の休みの時に、学童期の子ども達が、良い条件の下で過ごすことができれば、学力の向上にも繋げることができます。待機児童問題に先が見えてきたので、次は放課後児童クラブの環境改善に力を入れてほしいと思います。


 昨日福岡市の園長会で、一番交通事故に遭う年齢は、7歳だと言われました。交通社会に自立する年齢である7歳は突出して多いそうです。保育園・幼稚園にいる間は、必ず保護者の方と一緒に行動していた子ども達が、小学校に入学した途端、自分だけで行動するようになるので、リスクが大きいことは当然です。小学校に入学する前、保護者の方と行動している幼児期に基本的な交通ルールをしっかり身につけることがとても大切だと言われていました。


 初めての夏休み。楽しいことがたくさん待っているのでしょうが、事故がないよう元気に過ごしてくれることを心から願います。保育園にも遊びに来て、お兄さん、お姉さんになった姿を見せに来てくれるといいなと思います。

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