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夏のプロジェクト保育

今日も酷暑の中、キラキラデーを行いました。キラキラデーは、3歳以上児の異年齢で3グループをつくり、それぞれテーマを決めて、1年間子ども達と一緒にテーマに沿って、考えたり、調べたりして、テーマを深めていく活動です。


 キンキラグループは、田植えをさせてくれたJAさんにお礼の手紙を書きました。どのくらい大きくなったかな?と子ども達は、屋外園庭にあるバケツ稲を見ながら、自分達が田植えをした苗の成長を想像していました。今度見に行くそうです。


 くるまグループは、担当のK先生が手作りした空き箱の映写機を使って、

影を作りました。赤、青、黄色のセロファンを3台の懐中電灯で照らすと、数が増えたり、色や大きさが変わったり、影が様々に変化します。その変化に心が動かされたようです。自分の手が映し出される影を見ながら様々に変化をさせて楽しんでいました。  虫グループは、福重団地にセミを取りに行きました。そこにいらっしゃった70代(?)の男の方が、次から次に素手でセミを取って子ども達に渡してくれたそうで、子ども達は尊敬の目で受け取っていたそうです。暑さの中、それぞれ自分で作った虫かごやクラスの虫かごにセミやセミの抜け殻をたくさん入れて戻って来ました。あまり疲れた様子がないのは、活動が充実していたからでしょう。

 玄関で靴を脱いでいる時、5歳児のAくんの手作りの虫かごのテープが外れて、セミが逃げてしまいました。一瞬の出来事でA君は言葉を失い、その後涙がポロポロこぼれました。いろいろ慰めの言葉をかけたのですが、なかなか立ち上がれないようでした。せっかく頑張って捕まえたのですから当然ですよね。


 担当のF先生が、「『かなたけの里公園』までどうしたら行けるか考えよう」と言うと、やっと少し立ち直ったようです。

 虫グループは、『かなたけの里公園』に行こうと目論んでいるようですが、公共交通機関を使って移動できるのでしょうか?願いが叶う方法を一緒に考えたいと思っています。


 
 
 

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