夢いっぱいの七夕
- 智子 大瀧
- Jul 7, 2021
- 2 min read
七夕会がありました。例年のように、りんご3組(5歳児)の子ども達がどのようにして笹を手に入れることができたのか、みんなの前で発表してくれました。りんご3組として、みんな揃って発表するのは初めてなので、ドキドキしていたようですが、がんばっていました。
「七夕の笹を探すために、先生たちにインタビューしました。」「○〇先生は、『〇〇にあると思うよ。』と言っていました。」「みんなで笹をくださいってお願いしたら、いつでもどうぞと言われました。」と笹を手に入れるまでのエピソードを一人ずつ語ってくれました。昨日準備した言葉なので、おうちで練習してきた子もいるそうです。がんばった経験が力になっていくと思います。
七夕会では、担当のS先生とY先生が、織姫と彦星のお話を影絵にして話してくれました。影と言えば、プロジェクト保育で、りんご組の『くるまグループ』の子ども達がテーマにしています。先生たちの影絵がとても刺激になったようで、りんご組の部屋に戻ると、懐中電灯を照らしたりしながら影を映していました。また、活動が広がっていきそうです。
七夕会ではすてきな演出もありました。穴を開けたアルミホイルで蓋をした段ボール箱にライトを設置した先生たちの手作りのプラネタリウムが天井に浮かび上がると、子ども達から「うわ~っ」と感嘆の声が上がっていました。流れ星も流れたので、一生懸命自分の願いを3回唱えていました。みんなの願いが叶いますように。
午後からは、笹飾りをもって、グループホーム「さくらの家」さんを訪問しました。ここでも、七夕の笹をどうやって手に入れたか、マイクを持って、おばあちゃん方や施設の方の前で発表しました。たくさん拍手をしてもらって、さらに自信がついたようです。
今日7月7日に85歳の誕生日を迎えたおばあちゃんのために、♪お誕生日のうた♪をみんなで歌ってお祝いしました。おばあちゃんたちにプレゼントした笹飾りには、Sちゃん「ずっと元気でいてね。大好きだよ。」Hちゃん「おばあちゃんたちがもっとかわいくなりますように。」と書いた短冊が揺れていました。
今年は、一人一人の子ども達に、七夕の笹飾りをおうちに持って帰ってもらいました。ご家庭で、夜空を見上げながら、また七夕の話に花が咲くといいなと思います。
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