大事な日々

　新年が明け、令和6年度保育園入園の一次調整結果が1月25日に発表されます。新しく入園を希望される保護者の方もそうでしょうが、私達もドキドキ、ソワソワしています。

　これまでずっと4月は0歳児入園のお子さんが1名か2名だったのが悩みの種でした。0歳児の一人あたりの委託費は他の年齢よりも高額で、保育園の経営を左右します。保育料が他の年齢よりも高く、育児休暇を1年取得して、1歳児になって預ける方が多いので、仕方がないとはわかっているのですが、やっぱり困っていました。

　でも令和6年度から、福岡市は第二子の保育料が無償化になったので、昨年は0歳児入園を希望される方の見学がとても多かったです。

　令和6年度は、在園児の赤ちゃんで入園を希望される方が４名いらっしゃるので、安定した経営ができるのではと期待しています。たとえ4月に0歳児の入園が少なくても、途中で入園するお子さんのために、定員に合わせて保育士を配置していなくてはいけません。定員を満たすまでは、綱渡りの経営になってしまうので、4月に何名かの0歳児がいるとホッとします。

　やっと新年度入園を明るい気持ちで待つことができるようになりました。第二子の保育料無償化の影響が大きいと思いますが、なによりも保護者の方がりんごの花保育園に赤ちゃんを預けたいと思ってくださったり、知り合いの方にりんごの花保育園だったら大丈夫と話してくださっているおかげだと心から感謝しています。ありがとうございます。

　2月初めに生活発表会、進級、3月になったら卒園式、新年度準備と保育園にとっては、目がまわるほど忙しい日が続きますが、一年で一番大切にしたい子ども達との時間でもあります。丁寧に、大切に、心を込めて一日一日を過ごしていきます。