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子育てをするのはだれ?

 急に暑くなりましたね。このまま夏になることはないでしょうが、季節外れの暑さで体がついていきません。新しい環境の中にいる子どもたちはなおさらです。1歳児は熱を出してお休みする子が5人もいました。やっと保育園に慣れて来たのに・・・お母さんたちも少しがっかりされていると思います。


 2週間で慣れ保育を終了するのは難しいですね。知らない場所で知らない人と長時間一緒にいると緊張して疲れてしまうのは当然です。もう少し、ゆっくりと慣れる時間が取れるといいのですが・・・・幼稚園は、1か月くらいはお昼までで、ゴールデンウィークを過ぎたころに給食が始まるようですが、そのくらいのペースで進められるといいですね。


 今日は、2か月半の赤ちゃんを抱っこしたお父さんとお母さんが見学に来られました。抱っこひもで赤ちゃんを抱っこされているお父さんはとても慣れていらっしゃる様子でした。お父さんは1か月の育児休暇を取って、現在ご夫婦で子育てをされているそうです。羨ましいですね。


 男性の育児休暇の取得率は、令和3年度は13.97%でなかなか上がりません。国は2025年までに30%を目指しているそうですが、実現できるのでしょうか?子育てに優しい社会、誰もが子育てに関心を持つ社会になってほしいです。男性が育児休暇を申請したら、職場はどんな反応を見せるのでしょうか?まだまだ理解されにくいような気がします。


 でも、母親が子育てをするなんて誰が決めたのでしょう?母乳が出る身体を作った神様でしょうか?ちょっと恨みたくなります。母親一人で子育てをするのがずっと当たり前だった時代を生きてきたので、育児休暇を取得して幸せそうなお父さんを見ると、心から嬉しくなります。


 母親の子育てを手伝うというのではなく、一緒に子育てをする意識を持ってくれるといいですね。子育ての楽しさも苦しさも一緒に乗り越えてこそ本当の家族になれるのだと思います。男性の育児休暇がもっともっと当たり前になりますように。  

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