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持続可能な経営

 先週18日木曜日に会計セミナーに出席しました。講師の先生が、2か月前までは、天神ビルでセミナーを開いているのはこのセミナーだけで、フロアは閑散としていたのに、今日はほぼ満室で、休憩室もトイレも人がいっぱいなので驚いたと話されていました。


 おっかなびっくりですが、以前の生活に戻ってもいいのかな~?と誰もが思っているような感じではないでしょうか?セミナー後の天神もクリスマス商戦が始まり、以前のような賑わいを見せていました。韓国では、ウィズコロナで経済活動を再開してすぐに感染が再拡大しているそうです。コロナを甘く見てはいけないということですね。まだまだしっかり感染対策をしなくてはと思います。


 今回会計セミナーを受講したのは、社会福祉法人経営の基礎知識を学ぶためでした。りんごの花保育園を開園する前、10年以上も園長をしていたのですが、雇用されていたので、社会福祉法人を運営することの大変さを全く理解していませんでした。園長と理事長の業務にそんなに差がないと思っていたのですが、大間違いでした。


 社会福祉法人を経営するためには、社会福祉法人の基礎知識、法整備、独特の会計システム等様々なことを理解していなくてはいけないのに、その知識が全くないことに気づかされました。開園して4年目になり、やっと少しわかってきたように感じています。なんて遅いんでしょう。これまで必死にやってきたつもりなのですが、社会福祉法人経営は今からだと思っています。


 社会福祉法人は、社会福祉法に基づき社会福祉事業を行うことを目的とした法人であり、社会的な弱者の生活を支える事業を行うことが求められています。資料にも書いてありましたが、株式会社のように株主の利益を優先するのではなく、利用者の生活を支えることを第一の目的として、事業を長期継続的に運営しなくてはいけません。事業の運営収入はほとんどが国や市町村からの補助金なので、その使途は厳しく制限され、経営の透明化が求められています。


 保育園の園長としては、より高い保育を目指し、社会福祉法人経営者としては、社会に認められ、頼られるような法人経営を行うこと・・・。どちらも重責ですが、社会福祉法人太陽のちからが持続可能な法人となれるように、がんばります。

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