最高の遠足
- 智子 大瀧
- Oct 24, 2023
- 3 min read
吉野ヶ里公園に、秋のバス遠足に行きました。「今日はえんそくだ!」と飛び起きた子や、待ちきれなくていつもよりずっと早く登園した子などで、りんご組(3・4・5歳児)の保育室は朝からすごいパワーに溢れていました。
都市高速と九州自動車道で50分。先日一人で下見に行った時はとても遠く感じたのですが、意外に近いと思ったのは、かわいい子ども達と一緒だったからですね。着いて、すぐ写真撮影をしましたが、子どもたちはお弁当が待ち遠しくて仕方ないようでした。
ヘラクレスオオカブトを見て、ヤギを見て、ウサギを見て、いよいよお弁当タイム。「先生、見て、見て!」の声が響き、子どもたちのお弁当を見せてもらいました。かわいいお弁当、かっこいいお弁当などそれぞれ工夫がいっぱいで、子どもたちが楽しみにしていた理由がよくわかりました。
お弁当とおやつタイムを1時間取ったのですが、その間みんな食べたり、おしゃべりしたり、お弁当やおやつを見せ合って、輪から外れることもなく、賑やかで楽しい時間を過ごしました。1時間は長すぎるかな?と思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
そして、アスレチックへ。1組(3歳児)は小さいアスレチック、2・3組(4・5歳児)は大きいアスレチックで遊びました。私は大きいアスレチックの真ん中で全体を見る役割だったのですが、子どもたちの動きを見て大丈夫と思った時に、4歳児のKくんに「園長先生が滑った長い滑り台があるよ。一緒に行こう」と誘われたので、一緒にアスレチックに上りました。見ている以上に厳しいトンネルや綱渡りがあって、「ちょっと無理かもしれない」と思ったのですが、Kくんの「大丈夫だよ」の声に励まされ、一番長い滑り台にたどり着くことができました。
その間10回以上、Kくんが他の子に「園長先生が滑っていた長い滑り台だよ」と教えていました。下見に行ったとき、「滑った方がいいかな~、わかりやすいかな~」と思って、滑りながら撮ったビデオがこんなにKくんの心に残っていたことに驚きました。がんばって滑ってよかったです。
その後、ゆっくりアスレチックの橋を渡っていた4歳児のOくんに、「長い滑り台にいかない?」と声をかけ、一緒に上を目指しました。長い滑り台に着いたとき、Oくんが「緊張する・・・」「園長先生と滑りたい」と言ってくれたので、一緒に滑りました。ドキドキしたと思いますが、一緒に滑れて嬉しかったです。
下見に行ったとき、アスレチックが大きくて心配になりましたが、子どもたちは自分で考えながら、できることを選択して少し難しいことに挑戦していました。自分の力に合ったことを選択できたので、誰もけがをせずに楽しく取り組めたのでしょう。天気も上々、子どもたちの気持ちも上々、約束もしっかり守ることができて、楽しい楽しい遠足になりました。保護者の皆様、おいしいお弁当をありがとうございました。
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