知ることは楽しい、わかることはおもしろい
昨日は、2ヶ月ぶりの職員勉強会でした。この2ヶ月、いろいろなことがあって、中止したのですが、先生達と顔を合わせて話せる大事な時間なので、毎月1回行わなくてはと思いました。
今年度のりんごの花保育園のテーマ『考えよう、知ることは楽しい、わかることはおもしろい』の実践記録では、はなぐみの実践が心に残りました。
はなぐみ(1・2歳児)は、園庭でナスやピーマン、トマトを栽培し、何度も収穫してクッキングをして食べたのですが、子ども達が知る、わかる、おもしろいと心が動いたことがよくわかる実践報告でした。
これまでの栽培、収穫、クッキングの経験を運動会に繋げようと、現在競技に使う野菜を子ども達と作っているそうですが、「ナスの色は何色?」と聞くと、「黒のような色」と2歳児のHくん。黒でも紫でもなく、「黒のような色」という言葉は知らないと言えない表現ですね。確かに、ナスは、紫というよりも黒に近い色です。
「さつまいもは何色?」と尋ねると「・・・」誰も何も答えなかったそうです。今、園庭で育てているので、見てない野菜の色はわからないということでしょう。
野菜の色を尋ねられた時、ちゃんと思い出せるのは、実際に見て心が動いたというだと思います。心が動くと、記憶されていきますね。この世の中のことを知ることは楽しく、わかるとおもしろいです。私も、知ること、わかることを楽しみたいと思い、読書の秋を満喫しているところです。
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