雪のこぼうず
みーちゃんのおはなしかいでした。未満児クラス(0・1・2歳児)は、それぞれカーペットや椅子、牛乳パックで作ったベンチなど、落ち着ける場所に座ってよくお話を聞いていました。先生のお膝の上で聞きたい子もいれば、大好きなお友達の横で聞きたい子、絵本の真ん前がいい子、本当にそれぞれです。自分で落ち着ける場所を探して聞けるようになっていることに成長を感じました。
りんご組(3・4・5歳児)は、一番後ろの子ども達は椅子に座っていましたが、他の子はみんなカーペットの上に座って話を聞いていました。今日は集中力が高まっているようで、おしゃべりをしたり、途中で立ち上がる子もいなくて、お話会の先生方の穏やかな声がよく響いていました。
途中、一番前に座っていた5歳児のQくんと、4歳児のJくんが先生の真ん前で肘を突き合って、喧嘩になりそうだったので、そばで見守りました。子ども達にも相性がありますね。QくんとJくんには離れてほしいと思ったのですが、ギュッとくっついて、時々肘で突き合いながら最後まで話を聞いていました。
みんな仲良く・・・が理想ですが、大人もできないので、子どもがそうはいかないのは当然です。QくんとJくんは、いつもぶつかるので、離れるといいのにと思うのですが、くっついています。お話会の先生方は「仲がいい証拠」と言われていましたが、いつもの様子を知っている私たちはちょっとドキドキしてしまいます。
そんな肘の突き合いをしながらも、最後まで一番前で話を聞いていたQくんとJくんにとって、今日のお話はとても楽しいものだったのでしょう。耳で話を聞きながら、その話がイメージできるようになると、お話がさらにおもしろくなりますね。耳だけで話を聞くのは、大人でもイメージできずに集中力がなくなってしまいますが、毎月1回こんな時間を過ごしているので、イメージする力が育っています。
お話会の最後は♪雪のこぼうず♪のペープサートでした。雪坊主が雪の結晶になり、雪景色に変化するのをとても喜んでいました。明日は、雪予報も出ています。帰りにK先生が、園庭にバケツやたらいを置いて、水が氷になるかどうかのしかけをしてくれました。明日は氷になっているのかな?寒い寒い冬はまだまだ続きそうです。
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