top of page

食育(カレーライスづくり)

 はな組(1・2歳児)は、カレー作りにチャレンジしました。玉ねぎの茶色の皮を剥いたのですが、1歳児が剥くと、所どころ茶色の皮が残っていました。2歳児になると、全部きれいに剥いて、真っ白の玉ねぎになりました。1年の差は大きいですね。


 はな組の保育室には、玉ねぎやお肉を炒めた時の匂い、炒めた時の音など、いつもと違う雰囲気が流れていて、子ども達は、S先生が野菜を切ったり、お鍋で炒めたりする姿をじっと見ていました。


 今は、調理したものがどこでも手軽に買えるので、家庭で調理をする姿を見る機会が減っているかもしれません。給食も調理されたものが出てくるので、野菜やお肉などがどんな過程で調理されているのかわからないでしょう。


 いつも出てくる食事が、様々な人の手と想いで作られていることがわかると、もっと食べようという気持ちになるのかもしれませんね。そんな思いから今日の調理が計画されました。野菜や肉などの調理過程を見て、五感を通して様々なことを感じた子ども達は、出来上がったカレーライスをたくさん食べました。


 栄養士のK先生が、給食室の様子をビデオに撮って、子ども達に見せる計画を立ててくれています。私も以前、給食の先生がお休みで手伝ったことがありますが、大量の野菜を切るのは本当に大変です。重たい鍋を持つのも、大きなフライパンで炒めるのも、全部重労働です。


 保育園の給食は2時間くらいで作り上げなくてはいけないので、時計とにらめっこしながらの作業が続きます。一人一人の子ども達に合わせて離乳食を作るのも大変です。アレルギー食は絶対に間違えてはいけないので、それも大変です。


 大変なことだらけの給食を作ってくれる先生たちの姿を見て、子ども達が感謝の気持ちを持って、もっとたくさん食べてくれるといいなと思っています。

 
 
 

Recent Posts

See All
ゴールド三輪車

保護者会よりピカピカの三輪車を寄贈してもらいました。ゴールドの三輪車に子ども達は大興奮。みんなと三輪車に乗る時の約束をした後に、園庭に出そうと思いました。お誕生会で三輪車の紹介をしてもらったので、夕方には・・・と思っていたのですが、待ちきれない子どもたちが事務室の中で待機し...

 
 
 
必要な支援

昨夜NHK で報道された「子どもが発達障害と言われたら」というタイトルの報道番組を見ました。小学校に適応できずに不登校になるお子さんが急増しています。保育園・幼稚園では一人ひとりのお子さんに合わせた支援ができやすいのですが、小学校に行くとそうはいかないようです。...

 
 
 
新しい風

昨日、今日と春の嵐のような天気に翻弄されました。天気は人の気持ちに大きな影響を与えるので、早く安定した春の陽気になってほしいですね。強風であっという間に桜の花もりんごの花も散ってしまって、ちょっと悲しい春を味わっています。...

 
 
 

Comments


特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page